7. これからのラリーについて 日本初WRC「RALLY JAPAN」が開催された今、一部で国内車両規則のN化が叫ばれているようだが、本来参加型モータースポーツであるラリーは、日本国の法の元、如何なるクルマも公平に、イコールコンディションで戦えることが望ましく、この観点から言えば、現B車は正統な「車両規則」といえるであろう。ラリーの発展は振興あってのものだから、WRC開催→車両のN化によってラリーが衰退しては本末転倒であり、N化と言う一つの物差しで測ろうとするから問題が出るのであって、解決策は単純で「車両規則」の二本立てである。参加型モータースポーツの代表であるナショナルラリーは、如何なるクルマも公平にイコールコンディションで戦えるB(若干の改定は必要)車で、2駆4駆隔たりのない全日本ラリー選手権シリーズ戦を設定。これに、これまでの国内競技規則の変更年度別、〜74年、〜97年迄等に分けたヒストリックカーラリーを加えることにより、モータースポーツ仕様車両の少なくなるだろう将来?に向けての布石とする。
また、ラリーのグローバル化を目指し、国内ラリーの新たなる頂点として、GroupNだけではなく、FIA車両の国内法に合わせた修正版で、WRC「RALLY JAPAN+現4WD主催者を中心とする、2駆4駆隔たりのない新しい全日本ラリー選手権として、カッコイイ「全日本WRC(ワールドラリーカー)選手権シリーズ」などと言う名称で、立ち上げるのは如何であろうか。
何れにしろ、NRSのこれからの歴史は、これら「競技車両規則」、これから発売される車両、メーカーの施策、予算などによって堀は埋められ、方向は自ずと定まってゆくが、モットーである「Enjoi Motor Sports!」の精神は忘れずに歩み続けたいと思う。