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>> 若槻『目指すは当然1位』
全日本ラリー選手権2輪駆動部門も、ついに'05シーズンが始まった。開幕戦『ツール・ド・九州2005in七山』には、チームNRSとしては昨年同様に高崎巧/濱田博章組、若槻幸治郎/石丸智之組と全日本ラリー初心者である植木良太/奥山隆元組の3台体制での参加計画を立てた。若槻のNRSマーチは'04仕様に比べてエンジン出力を15%アップ、トランス・アクスルも新調、タイヤも待望のダンロップ・ディレッヅァ02G・185/55-14を装着し、昨年に比べて大幅に戦闘力は上がっている。当初の計画から2年経ち、やっと製作に漕ぎつけた巧の新型K12マーチは、年度末の棚卸の関連で部品の供給が間に合わないなどの諸般事情から、やむなく今回の参戦は取り止めとなった。今回出場した2台の参戦目標は、若槻は当然「チャンピオン獲得への上位ゲット」であり、植木は「完走」である。サービスは高崎正博、巧、小野修二とNRS最強のトリオ?でラリーに臨んだ。

>> ラリー復興に向けて
今回の『ツール・ド・九州2005in七山』の最大の話題は、このラリーとしては5年ぶりの、Aクラス22台、Bクラス32台、Cクラス6台のフルグリッドとなったことである。来年は2輪駆動部門と4輪駆動部門が統合され、RB車両も廃止される規則変更の動きである。だが、必ずしもそれを歓迎しているラリーストはJAFラリー部会の一部の方々が思うほど多くなく、とりわけ2輪駆動部門に参加している参加者や主催者の多くは反対を表明していて、今回のフルグリッドは今後ラリーの進むべき道筋を如実に示していると言えるであろう。もし予想される規則変更が実施されたなら、参加者は減り、主催者はラリー開催がままならなくなり、日本のラリーは確実に破滅への方向に向かうはずだ。何のための規則変更なのか?JAFもラリー振興のために、現実の主催者と参加者の要望を真摯に受け止め、ぜひ適正な規則変更を願いたいものだ。

ラリーは例年どおり佐賀県七山村で開催。3本の林道を使用し、林道浮岳線、林道林ノ上線では往路4本、逆走2本、林道羽金山線では往路のみ6本と計18本のSSで争われた。それぞれのSSは2〜4kmと短いものの、タイムは光電管を使用して10分の1秒まで計測。コンマ差のシビアな争いが展開された。

2駆部門が始まって以来、最多の22台が参加してきたAクラスは、ディフェンディングチャンピオン天野智之はインターラリーに専念するため不参加だが、ジムカーナチャンピオン矢島/島田組の他、復活してきた中部の加藤/大谷組と4駆部門Aクラスでストーリアを駆っていた京都の島田/藤田組がシティで、RX-7をNAに変更してきた藤木/境組、'03年Cクラスチャンピオン長谷川/鈴木組がスターレットで、昨年シリーズ4位だった河野/浦組は昨年同様ヴィッツで、Aクラス常連の中西/河島組5ナンバー・アルトなどが参戦。車種、話題共に豊富でハイレベルな戦いとなった。

1セクションは3本の林道を順走で2回ずつアタックする6本で構成。若槻はラリーが始まると、SS1では矢島に次いでセカンドベストをマーク。だがSS2、SS3では連続ベストタイムをマークするなど、1セクションはトップ矢島に1.5秒差の2番手でサービスに戻ってきた。

2セクションは1セクションとまったく同じ方向、同じ本数でSSをアタック。若槻はベストタイムを1本でマークし、2番手はキープしているものの、差を10秒近く広げられてしまった。

ところが、3セクションに入るとトップ矢島が、SS14林道林ノ上線下りで痛恨のスピンを喫し、10秒程のタイムロスから、若槻は5秒3をリードすることとなった。残すはSS4本。この5秒の差を守りきれば‥‥‥と思わせたが、矢島が鬼神の追い上げを見せ、一気に3秒近く逆転。これで矢島がラリー初優勝をもぎ取り、若槻は2位に甘んじる結果となった。

>> チャンプに向け2位ゲット
若槻は優勝できなかったものの、シリーズでの戦いを考えれば、グラベルラリーには絶対の自信を持っている若槻にとって、チャンピオン取得に向けて好発進ができたと言えるだろう。一方、チームより参加した植木良太は目標としていた完走を果たし、今後のラリー活動に向けて貴重な糧を得ることになった。

Bクラスは、ディフェンディングチャンピオン飯泉忠男は不参加だったが、「七山キング」異名を持つ榊/井手神組インテグラが2連覇を果たし、C-ONEセリカを駆るアキラ/安藤組が2位、復活した石城/漆戸組シビックが3位。Cクラスではニッサン期待のフェアレディZの三好/市野組はコースオフからリタイヤし、ベテラン大庭/高橋組スターレットが順当に優勝を果たした。



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   アル 第6戦