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>> 急遽サービス隊化する巧
Aクラス・チャンピオンは決定し、消化試合となってしまった最終戦『EAST 九州 2003』だが、最終戦は来シーズンへ向けての再スタート地点に位置し、他チームのWRCや全日本来シーズンへの動向などの手掛かりを掴むに欠かせないイベントとなっている。

参加台数は、Cクラス5台、Bクラス13台、Aクラス9台の計27台と、時勢/遠路/最終戦/グラベルイベントと悪条件が重なり、昨年同様寂しい状況だ。NRSチームは、高崎巧/山北研二組が前戦『RTN ラリー in 新得』で転落リタイヤし、車両の新規製作が間に合わず、一時は2台体制での参加が危ぶまれたが、急遽チーム員のクルマを借り、足回りを始めとする各部の仕様を見直し、いつも通りマーチ2台体制で参加した。

ラリーは3ステージ制で、第1ステージは3箇所のハイアベレージラリー区間で、極悪路の林道白山線は昨年よりアベレージスピードを落とし、また白谷線は例年同様のアベレージスピードで、この2箇所はオンタイム可能な肩慣らしの設定。この後、昨年使用した林道乙見線は58km/hに跳ね上がりオンタイム走行は不可能な設定である。第2ステージは、同一コースを全て58km/hで走り実質SSと言う設定だ。最後の第3ステージは、路面の良い白谷線と乙見線のみを、順序を逆にして走る。

最初の勝負どころ林道白山線は、例年Aクラスは46km/hのアベレージスピードで7秒遅れ、これを補正した45km/hでオンタイム走行可能補正勝負の設定だったが、予想に反し遅れる状況で、Aクラスは(7)若槻/石丸組NRS・マーチの8秒遅れがベストタイム。(8)高崎巧/山北組NRS・マーチはスタート直後からクラッチが滑り始め、なんとか騙しながら2CPのゴール地点でたどり着くが、ここで走行不能に陥る。この区間では、(27)三好/市野組ASイワセ・フェアレディZもプロペラシャフト破損でリタイヤしている。この2CPの後、(7)若槻/石丸組NRS・マーチは、2番手地元の(1)渡辺/笹山組チームセクトEP82に第1ステージで23秒、第2ステージではペースを落としその差を19秒に詰め寄られるが、第3ステージでは50秒まで広げ、危なげなく今期3勝目をゲットした。

Bクラスは(22)飯泉/石田シャフトERGインテグラが勝ち、Cクラスは(29)長谷川/鈴木組FRC林保険事務所EP82が、チャンプ取得の条件2位を確保して、それぞれ初の全日本チャンピオンとなった。

※文章中の( )内の数字はゼッケン番号です。